タイカービング教室Lemongrass 主宰 斉藤 真佐恵さん

マンスリー会員, ものづくり, レッスン

フルーツ&ソープカービング教室
Lemongrass(レモングラス)
主宰 斉藤 真佐恵さん

札幌を中心に北海道で活動するクリエイターを、多彩な工作機械だけでなく情報発信からも応援したいとスタートした「SHAREGARAGE ~ SAPPOROものづくりコミュニティ~」。今回インタビューのマイクを向けたのは、道内でも数少ないフルーツ&ソープカービング教室を開催しているLemongrass(レモングラス) 主宰 斉藤 真佐恵さん。斉藤さんはCreative Lounge SHAREのレッスンスペースを利用し、定期的にレッスンを開催している会員さんです。斉藤さんのものづくりに目覚めたきっかけから現在の活動や今後の目標についてお聞きしました。

Lemongrass(レモングラス)
主宰 斉藤 真佐恵さん
2009年 東京で一年タイの先生からカービングを習う。
その後、より深い知識と経験を得るために本場タイへ短期留学。
2011年6月 札幌でLemongrass(レモングラス)をスタート。
現在はタイカービング教室をメインに活動中。
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ーまず、タイカービングとはなんですか?

「ナイフを使って果物や野菜にお花模様を彫るタイの伝統工芸です。カービングは『彫刻』という意味です。」

ベジタブルカービング

ーまだまだ認知が広がっていないタイカービングですが、何がきっかけで始めたんですか?

「一番最初にタイカービングを実際に見たのは、タイへ旅行に行ったときでした。そのときやってみたいなあと思ったことがきっかけだと思います。ですが当時は習いたいと思っても日本には教えてくれる先生が全然いませんでした。10年くらい前に東京のカルチャースクールでやっと習うことが叶いました。」

なんと言っても大変なのは食料調達?!

 

ータイカービングでは食べ物を使うことが多いようですが、保存が大変そうですよね。

「それが一番大変です。冬のイベントに参加する場合、たとえばスイカなんかの調達は本当に難しいです。ギリギリまで調達できるかどうか不安でハラハラします。」

スイカのカービング

ーなるほど!調達できるかどうか、そこも難関なんですね。

「調達して彫るまで、または彫ってしまってからも、寒い分には保存は問題ないのですが、夏は傷みが早いですよね。展示会のときも彫るのは直前じゃないといけないのでそれも大変です。ものによっては一日しか保たないもの、一週間保つもの、様々です。」

完成させて、飾って終わりではない。タイカービングの魅力

 

ーせっかく一生懸命彫ったのに数日しか保たないなんて切ないですね…

「でもタイカービングはその儚さが魅力の一つなんです。元々はタイの宮廷料理に添えて、食卓を彩るものなのですが、私は作った後には食べたり、ジュースにして最後まで楽しんで頂くようお伝えしています。大根で彫ったお花なんかは、プレートに一緒に飾るとか、ピクルスにしたり、お鍋に入れたり。日本ではカービングは飾るだけではないんですよ。」

ーそうなんですね!彫刻って飾るだけのイメージしかありませんでした。そういう楽しみができるのはフルーツ・ベジタブルカービングならではですね。

 

ーデザインは斉藤さんご自身が考えたものをレクチャーしているんですか?

「基本は自分が今まで習ってきたものを組み合わせていたりします。タイで習ってきたものを自分流にアレンジしたり、失敗から新しいデザインを見つけたり。私が8年目なのにもう7年教室に通って頂いている生徒さんもいらっしゃいます。そういう方のためにも、年に1、2回はタイへ行って新しいデザインを勉強してきたりしています。」

タイカービングの本場、タイの先生に師事

ーレッスン自体は2時間ですが、一回のレッスンで一つ完成させることができるんですか?

「生ものはその日のうちで完成させなければならないので、なるべくレッスン時間内で終わるような作品を取り組みます。終えられなかった場合は持ち帰りお家で完成させて頂く場合もありますが、やっても15~20分で終わるくらいです。最近は生ものの管理が難しいのもあって、ソープやキャンドルカービングもやる人も多いです。」

ーソープを彫っているのは斉藤さんのレッスンでもよく見かけます。

「石鹸はある程度柔らかくないと彫れないんです。ですが開けた瞬間から乾燥でどんどん固くなっていってしまうため、ソープカービングは完成させたあと保管には困りませんが、作業は時間をかけることができないというのがあるんですよね。」

ソープカービング

ーそれぞれに難しさがありますね。斉藤さんがカービングレッスンをする上でのやりがいはどのようなところにありますか?

「カービングは一見難しいと思われがちですが、3歳くらいのお子さんから80歳くらいのご高齢の方でも、誰でもできるんです。だからご自身が思ってたよりも上手くできて、感動してくれたときが嬉しいです。あとはずっと通って頂いている生徒さんが成長していく姿を見れるのは嬉しいですね。」

ー3歳のお子さんでもできるんですか?すごいですね。

「お子さんがやりたいといって、親御さんが難しいからダメよなんていうことが多いんですが、ぜひやらせてあげて欲しいんです。結果的に親御さんがお子さんが作った作品にびっくりするんですよ。」

現在はCreative Lounge SHAREで週に3回ほど教室を開催しているほか、地方出張レッスンや、年一回パークホテルで行われているスプリングフードフェスティバル(※1)、地下歩行空間でのイベントに参加するなど活動の幅を広げている斉藤さん。

2019年5月「Spring Food Festival」の展示の様子

2019年7月チカホイベント「kurache(※2)」のWSの様子

※1)全日本司厨士協会北海道地方本部 札幌支部が主催。札幌パークホテルで開かれる食の祭典。

※2)北海道の暮らしに新たなシーンを提案するマルシェ。札幌地下歩行空間北一条スペース東側にて開催されている。

 

ーSHAREにきて広がったこと、SHAREでレッスンを行うことでの利点はどんなところでしょう?

「このような施設でレッスンを開催することは、生徒さんにとっても安心感があると思います。私としては、他の会員さんと情報共有ができたり、横のつながりがあることがありがたいです。ものづくりコミュニティーがあるのがいいですね。何かわからないことがあっても、ここに来れば聞ける人がいるというのも、安心感があります。」

ーSHAREに今後期待したいことはありますか?

「このコミュニティーがもっと活気あるものになればいいと思います。」

ー今後の目標を教えてください。

「スタッフの育成です。イベントが重なったときに、自分ひとりしかいないことが困ることが多いので。あとはやっぱり札幌の認知がまだ低いのでタイカービングをもっと広めていきたいです。」

ーものづくりをしたいと考えている人に向けてアドバイスをお願いします。

「不器用だから無理って言う人がよくいますが、まずはやってみて欲しいなと思います。そういうイメージだけで判断せずに、まずは挑戦することが大事です。」

creators file 第23号の斉藤真佐恵さん、ありがとうございました!

CreativeLounge SHAREのオフィス「TOWORK」では札幌を拠点にビジネスを始めたいと考えている起業家、個人事業主の方をサポートしていきます。ビジネススクールなどの創業支援事業はもちろん、多彩な工作機械を備えたガレージスペースもあるので、自分のやりたいことを実現することができます。無料説明会も随時開催しておりますので、お気軽にご相談ください!また、レーザーカッターやUVプリンターを利用したいと考えているクリエイターの方は、ぜひSAHREGARAGEをご利用ください!

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