monmecci(モンメッチ)デザイナー 菊池桃子さん

インタビュー

チャレンジするものはいつも、”だれも作ったことがないもの”
monmecci(モンメッチ)デザイナー 菊池桃子さん

札幌を中心に北海道で活動するクリエイターを、多彩な工作機械だけでなく情報発信からも応援したいとスタートした「 SHAREGARAGE ~ SAPPORO ものづくりコミュニティ~」。今回インタビューのマイクを向けたのは、独特なテキスタイルデザインを文房具や布に展開するmonmecci(モンメッチ)のデザイナー、菊池桃子さん。2016年にmonmecci(モンメッチ)を立ち上げ、若干3年目にして東京デザインウィーク(※1)や百貨店、銀座 蔦屋書店(※2)などで展示販売を行うなど活動の幅を広げています。キャリアの始まりはスポーツインストラクターだったそうですが、どうしてmonmecci(モンメッチ)というブランドを立ち上げるに至ったのか、またどうしてCreativeLounge SHAREを利用しているのかをお聞きしました!

※1)東京デザインウィーク…デザイン・アート・ミュージック・ファッションなどの様々なジャンルで、最先端のクリエイティブが体験できるイベントを開催するクリエイティブの祭典。

銀座蔦屋書店…地下鉄銀座駅から徒歩2分に位置するGINZA SIX 6階にある、本とアートが融合した書店。

monmecci(モンメッチ)デザイナー 菊池桃子
「生活のふとしたところにもデザインを」テーマに、これまでにないデザインプロダクトを提案する
monmecci(モンメッチ)のデザイナー。2016年に札幌で活動をスタートしました。
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手に触れられる”もの”をつくるに至るまでー

ーものづくりに目覚めたきっかけはなんですか?

「保健体育科を卒業したのちにスポーツインストラクターとして働いていたんですが、その仕事のあとにパソコンを学ぶ機会があって、その後はオフィス系のインストラクターになりました。Webデザイナーとして独立し、それを生業にして12年。今でもWeb系のお仕事と並行してmonmecci(モンメッチ)をやっていますが、長年デジタルのデザインをしていた中で、触れるモノをつくりたいという欲求が強かったことがきっかけです。」

なにか手で触れられる物体をつくりたいという欲求に駆られるままにいろいろなアート系ワークショップや、講座などに参加していたという菊池さんのSHAREとの出会いもそのひとつだったようですー

家に付箋の在庫が1000個!?ー

ー最初の作品、彫刻付箋を作った経緯は?

「最初は自分が3cm角の付箋が欲しかっただけなんです。でも3cm角の付箋を作っているメーカーがどこを探してもなくって。たまたま東京で開催されていたISOT(※3)という文具の展示会に行けば、どこか作ってくれるメーカーがあるんじゃないかと思い足を運んでみると、一社だけ請け負ってくれるところがあったんです。でもロットは1000個からでした。(笑)」

※3)国際 文具・紙製品展(International Statinery & Office Products Fair Tkyo)…あらゆる文具・紙製品、オフィス用品が一堂に出展する日本最大の商談会。

しかしなんとその1000個の付箋を実際に頼んだ菊池さん。自宅は当時、3cm角の付箋の在庫の山になったのだそうー

「一個人でロット1000個からの付箋を発注してしまうなんて、よほど欲しかったんでしょうね。でも実際に出来上がってきた3cm角の付箋はとても美しくて、自分の理想通りのものでした。」

monmecci(モンメッチ)のテキスタイル。遡るは、高校時代のノートの隅っこー

ものづくりに興味を持ち模索していた当時、SHAREでレーザーカッターのトレーニングを受けたあとに「そうだ、あの付箋にレーザーで彫刻したらどうなるかな」と思い、付箋の断面に彫刻を施してみたそうですー

「そのときにたまたま使ってみた絵柄が今のmonmecci(モンメッチ)のテキスタイルなんですが、それはわたしが何の気なしにノートにしていたお絵描きなんです。高校生のときから絵を描くことが好きで、ノートの端っこにずっと幾何学を重ねていくような模様を描いていました。monmecciを始めてからも時間さえあればスケッチブックにテキスタイルを描き続けていて、その内の1つをデータ化し、付箋に彫刻してみたら思いのほか格好よかったので「これだ!」と。それが monmecci(モンメッチ)のテキスタイルで彫刻付箋が生まれた経緯です。」

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その後、SHAREのマンスリー会員になり一年目はビジネススクールで年間計画を立てて活動。計画したすべてのことを実行に移し、活動の幅を大きく広げているmonmecchi(モンメッチ)菊池さんは、今でも毎シーズンのビジネススクールで必ずお手本となる卒業生として紹介されますー

売れるものより他のだれもやってないものー

ー菊池さんが作品を生み出していくうえでのこだわりはなんですか?

「他にはないもの、自分が面白いと思うもの、誰もやっていないことにチャレンジしていきたいです。売れるもの、みんなが使えるもの、というよりは『今までこれはなかったよね』と言われるものを作りたい。みんなが欲しいと思うものを作るほうが利益がだせるけど、こんなの作っても儲からないよねくらいのものをあえて作ったりするほうが面白いかなと思っています。」

ー画鋲や付箋など実用的なものにあえて付加価値をつけたアート作品をつくるのはそんな理由があったんですね。

「ピアスやマグネットを作ったほうが売れるんじゃないかと言われるけど今世の中にないものを作ることのほうが魅力をかんじるんです。『こうなると画鋲や付箋もいいじゃん』って言われるようなものを作りたいですね。」

目標はヨーロッパ進出ー

ー今後展開していこうと思っている市場はありますか?

「将来的には、デザインのフランス、文房具のドイツなどのヨーロッパに商品を流通させたいです。」

考えてばかりいるなら、まず行動。失敗してもプラスマイナスプラスになる!ー

ー今ものづくりをしている人たちにアドバイスをお願いします。

「もし3年前の自分にアドバイスをするとしたら、スピード感を大事にしてほしい。いろいろ考えてしまうばかりの時ってあると思うんですけど、考えないで行動して、失敗したり、お金だけかかってしまったとしても得るものは大きいと思います。わたし自身、1年目はなんにも考えないでとにかく行動した年で2年目は考えすぎてしまってあまり行動できなかった年でした。この2年を比較して考えると、やっぱり初年度のとにかく行動したときのほうが成果がありました。ものづくりをしている皆さんにわたしが言えるアドバイスかどうかわかりませんが、とにかく考えるまえに行動してみようというのは、3年前の自分に言えるアドバイスです。

ここからは菊池桃子さんにCreativeLounge SAHREについてお聞きしました。

ーSHAREを利用するようになったきっかけはなんですか?

「2015年10月に3Dプリンターのデータをつくる講習会がSHAREであって、それに参加したことがきっかけです。そのときまでここがどういう場所なのか、コワーキングスペースというものがなんなのかも知りませんでした(笑)。その後2016年1月から今までSHAREのマンスリー会員になっています。」

ーSHAREについてどう思いますか?

「SHAREがなかったら、今のmonmecci(モンメッチ)はなかったというくらい感謝しています。ビジネススクールに入ったのが本当に大きくて。ビジネススクールで年間スケジュールを立てていなかったら、実現しなかったことばかりでした。知識がゼロの中、monmecci(モンメッチ)の土台をつくれたのはSHAREに入ってビジネススクールを受けたおかげです。」

ーSHAREに入って変わったことはありますか?

「コミュニティーが広がったことです。Web制作の仕事をしていたときは、お客さんと1対1の関係しかなくて、仲間は片手に収まるくらいしかいませんでした。(笑)SHAREに入って、クリエイティブなコミュニティーは一気に広がりましたね。」

ーSHAREを知らない人におすすめするとしたら?

「工作機械でできるものづくりの可能性です。工作機械を使うメリットは、ものづくりをしている人だけではないと思います。もの自体を作るためだけじゃなくて、什器を作ったり、看板を作ったり。職種に関係なく、いろいろなところに活かせると思います。」

ーSHAREに今後期待することは?

「しいて言えば、レーザーカッターをもう一台増やしてほしいです!(笑)」

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creators file 第16号の菊池桃子さん、ありがとうございました!

CreativeLounge SHAREのオフィス「TOWORK」では札幌を拠点にビジネスを始めたいと考えている起業家、個人事業主の方をサポートしていきます。ビジネススクールなどの創業支援事業はもちろん、多彩な工作機械を備えたガレージスペースもあるので、自分のやりたいことを実現することができます。無料説明会も随時開催しておりますので、お気軽にご相談ください!また、レーザーカッターやUVプリンターを利用したいと考えているクリエイターの方は、ぜひSAHREGARAGEをご利用ください!

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